139号車 タイ東北線攻略の旅・14終 【 帰るのです 】

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    さて帰ることにする。フライトは11時15分。2時間前の9時15分までにはチェックインをしなければならない。

    空港へ向かうエアポートレールリンクはパヤータイ駅発。となると朝のラッシュアワーに地下鉄とスカイトレインを乗り継いでいく事になる。なので8時発の東線、カビンブリ行でパヤータイに行くことにする。

     

    フロントでチェックアウトをして出ようとしたところで、T君がホテルに入ってきた。今回の旅の序盤で一緒になったT君だ。彼はビエンチャンからルアンパバーンに向かい、チェンマイからの夜行列車でバンコクに戻ってきたところだった。寝台が取れずに座席車で来たとの事。駅前のこのホテルが便利だと自分が話したのを覚えていたようだ。偶然というのはあるものだ。なのでどこで誰に見られているかもわからないので海外といえども気を抜いてはならない。

     

    列車の時間が迫っているので簡単に挨拶を済ませて別れて駅へ。

     

     

     

    列車は5分遅れで発車。もちろん遅れの理由の説明などない。発車したもののノロノロ運転。構内にある操車場を抜ける頃にはパヤータイ駅到着予定時刻に達していた。3.7キロ、11分ほどで到着するはずの駅はとても遠いのだ。

     

     

     

     

     

    ヨムマラートの東線への分岐点でしばらく停車。上り列車の交換待ち。線路が空いたところで東線へと右に逸れていく。北本線には上り列車がこの列車の横断待ち。こうしたジャンクションの混雑と、警手が手動で扱っている踏切の遮断待ちで朝のバンコク周辺の国鉄線は定時では走れていないのだ。

     

    それでも定刻から12分ほどの遅れでパヤータイ駅に到着。上出来だ。このルートでエアポートレールリンクに乗り換える際にはファランポーン駅で前寄りの車両に乗っておくと便利だ。ちなみに運賃は2バーツ。驚愕の安さだ。

     

    フライトは定刻通り。降機後はバスと新幹線で街中に出る。

     

     

     

     

    もちろん今回も台北トランジット。いつものボロ宿に荷を解いて夜市へ。今回は師大夜市。女優の北乃きいさんが台湾が大好きで、この夜市のことを歌にしてしまったほどだとテレビで見ていたので、ならばと訪れてみたかったのだ。師範大学もよりの夜市で規模も大きくなくローカルな雰囲気。大汗をかきながら麺線を食べたりして楽しんだのでした。

     

     

    帰国便は日本では政府専用機だけとなってしまったジャンボ機、B747。こうしてみるとカッコイイ。

    こうしてタイ東北線攻略の旅は終了したのでした。頑張れば東線も攻略できたのだけれど、それはまたいつかのお楽しみにとっておくことに。

     

    スワンナプーム〜パヤータイ            28.6×2

    ファランポーン〜ターナレーン          657.6

    ターナレーン〜ナコンラーチャーシマー      363.6

    ナコンラーチャーシマー〜ウボンラーチャタニー  311.4

    ウボンラーチャータニー〜ファランポーン     575.1

    ファランポーン〜チャチューンサオ         60.9×2

    ファランポーン〜パヤータイ             3.6

    桃園〜台北                    36.4×2

    合 計                    2163.1キロ

     

    次回からは忘れないうちに韓国の補完旅を書き綴ります。

     

     

     


    138号車 タイ東北線攻略の旅・13 【 ピンクのアレを見に 】

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      乗り合いバスを見つけることができない。

      暑さに負けたのでトゥクトゥクで向かうことにする。行先はワット・サマン。

      トゥクトゥクが走り出してから後悔をした。これじゃあ暑いじゃないか。

       

       

       

       

      暑い風が体表を撫でつけ汗がとめどなく溢れてくる。トゥクトゥクは幹線道路を外れてどんどん寂しい道に入っていく。暑さで朦朧とする中、自分はどこかに連れ去られているのではないかと不安になってくる。向かう先はタイでも人気の観光スポットの寺院なのだ。果たしてそれがこんなに何もないようなところにあるのだろうか。

       

      そんな不安を吹き飛ばすように一大観光地が目の前に現れた。

       

       

      土産屋街の前で降ろされる。トゥクトゥクのドライバーは帰りも乗るならここで待っているとの事。1時間後に戻ると約束して散策を開始。まっすぐ目的のピンクのアレを見に行く。

       

       

       

       

      タイ・マレーシア・ミャンマーで涅槃像は幾つか見てきたけれど、このピンクのガネーシャが一番インパクトがあった。周りに写り込んでいる人々からサイズ感をつかんでもらえばと思うが、こんなに大きくてむっちりしたピンクの像が太陽の光にさらられてテカテカに光っているって、相当な光景だ。

       

      タイは仏教徒。寺院も仏教寺院なのだけれど、ヒンズー教の神であるガネーシャが何故か入り込んでいる。このガネーシャ、実は日本でも数多に存在していて、姿を変えて大黒天様となっているようだ。信仰というものはこうしてその場に馴染んでいくものなのだろう。

       

      涅槃像の周りに立ち並ぶ、自分の生まれ曜日のネズミの像にお参りするシステム。タイに幾つもある「タイで一番ご利益がある」とされるパワースポットの一つとなっている。

       

       

       

       

      寺院内には他にも巨像が立ち並び、食べ物屋や土産物屋と合わせて暑くさえなければ一日楽しめるテーマパークになっている。茹でエビを貪り食う昼食を済ませ、暑さに殺されないうちに帰ることにする。暑くさえなければもう少し見て回りたいという後ろ髪を引かれる思いになったのは、ガネーシャに後ろ髪があるのが原因だろう。

       

       

       

       

      帰路はディーゼルカー。往路とは反対側の車窓を見ながら戻ることにする。中間駅の駅舎は全て同じ作り。コストダウンのためによくあることなのだが、周りの景色も変わらないので味気ない。無人化した駅は荒らされていて悲しくなる。

       

       

       

       

       

       

       

      最後の晩はバンコクに住む有名人に会いに某所へ。

       

       

      こうしてバンコクの夜は更けていくのでした。


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      齋藤彦四郎
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      電車で喰えているので、電車マニアではありますん。

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