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    114号車 ベトナム国鉄補完計画・13 【 ラオカイ線の旅 】

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      改築中のラオカイ駅。仮駅舎は外観は綺麗だけれど中はくたびれているので、もともとあった建物を利用しているような気がする。

       

       

       

       

      ラオカイ線の線路にはまだ先に続いている。旅客列車はラオカイ駅が終点。貨物列車も現在はこの先へは走っていないとのこと。だけれども線路は続いている。続いているのだよ、中国の昆明まで。

       

      ラオカイは国境の街。ソンホン川に流れ込む支流の向こうは中国の河口という街になる。そこに架かる橋、つまりは国境の橋まで行ってみることにした。

       

       

       

       

      線路は街道に面した商店などの裏手を通っていた。裏路地にある線路を気にかけながら街道を国境方面に進む。みるみる暗くなる中、町はずれに進んでゆく。もちろんドンドン寂しい景色になっていくし街灯も少なくなっていく。車どおりはあるのでこの先にも人の気配があるのは確かなのだが、引き返したい気分になってくる。

       

      緩やかな坂道を登りきったところが街のはずれのようで、河岸段丘が狭くなったそこで街は終わった。迫り出してきた段丘に沿って線路が押し出されてきて、街道に並んだ。

       

       

       

      並んだけれども真っ暗でストロボも効かない。ここからは下り坂に。川面から見て2段目の段丘上には街道と線路だけ。その狭い段丘を進むと線路は再び右手にそれて築堤を進んでいく。街道は坂を下り続ける。線路の上を行こうかとも思ったけれども、国境付近の線路を暗闇のなか歩くのはリスクが高いと判断してやめておいた。ガーター橋などがあったら枕木の隙間に落ちちゃうかもだしな。懐中電灯も持ってないし、蛇とかいて咬まれたら嫌だし。

       

       

       

       

       

      勇気ある撤退。そう判断して進むと随分と派手な橋が見えてきた。ソンホン川の対岸とを結ぶ橋だ。ここから先は国境エリアで商店や飲食店が建っていた。さらに進むと大きなホテルが建ち、並んでイミグレーションのビルが建っていた。ラオカイの駅前とは随分と雰囲気の違う立派な建物が並んでいる。中国に対して国威を見せているかのような建物群だ。

       

       

       

       

       

      イミグレーションの先に国境にかかる橋があった。線路はもう少し北側にあるようなので、そちら方向に延びる道を辿っていくと踏切に出た。踏切のすぐ先が国境に架かる鉄道橋。不審者を発見しやすくするためだろう、欄干には電灯が連なり線路内が明るく照らされていた。この橋の先は中国、河口の街。線路は昆明まで延びているのだが、軌道状態が悪くて供用されていないとの情報もある。中国大陸広しといえども標準軌ではなくメーターゲージの国鉄線があるのは昆明と河口を結ぶこのエリアだけ。メーターゲージ採用の理由がこれなのだろう。そしてミャンマーに居る中国製の機関車や客車はここら辺の出自なのだろう。

       

       

       

      久しぶりの陸の国境の見物に満足し、来た道を戻る。途中のCOM屋さんで夕食を摂る。ベトナムで食事に困ったら「COM」の看板の店に行けばよい。出来合いの惣菜から好きなものをチョイスしてプレートに乗せてもらう。今回は3万ドン。日本円にして約150円だった。

       

       

       

       

       

       

      駅に戻ると夜行列車に乗る客目当ての露店が駅前に出ていた。飲み物くらいしか売っていないが観光地価格だ。ホームに出るとハノイに戻るSP4の準備が整っていた。

       

      久しぶりのベトナム寝台。今回は下段が取れなかったので上段だ。梯子は無く、通路側の壁に生える突起に足をかけて登る。カーテンが無いのでプライベート空間は確保できない。なので早めに乗り込んで着替えようと思ったら同室になる家族たちがやってきてしまった。ジーパンのまま寝たくはないので、着替えをもって列車の車端部でそそくさと短パンに履き替える。同じような欧米人がやってきた。ここで手早く着替えると良いよと伝え、互いに自国じゃありえないと笑いあう。列車は定刻に発車。同室の家族は言葉の違う人物がいる事に困惑しているようだし、することもないので早々に眠りに就いた。

       

      翌朝、なにかの音で目が覚める。同室の家族の婆さんが点けたラジオの音だ。列車の振動や音では起きないのに不覚だ。起きちゃたけど何の音?という顔をして下段をのぞき込んでから2度寝。おかげさまでハノイ到着時には無事に起こしてもらえました。

       

       


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        齋藤彦四郎
        隔週木曜更新。
        電車で喰えているので、電車マニアではありますん。

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