141号車 韓国補完の旅・2 【 忠北線の旅(寝ていた模様) 】

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    明けて2月6日。乗り出しのソウル発釜山行、ITXセマウル号1061列車は6:10の発車。

     

    日本との時差は無いゆえに、東京よりも西にあるソウルの夜明けは遅く、まだ暗いなかソウル駅へ。駅へ向かう地下道にはホームレスの人たちの段ボールハウスが並び、饐えた臭いが立ち込めていた。首都といえども緯度的には秋田と同じところにあり、大陸からの寒波が降りてくるのでとても寒い。日本以上に格差社会ともいわれる韓国の実態を目の当たりにして朝から考えさせられてしまった。

     

     

    ホームには新製の電車型「ITXセマウル」号が待っていた。以前に訪れた時には前後にエンジンを積んだ集中動力方式のディーゼルPP方式の車両が現役で走っていたのだが、これらが廃車され電車に置き換えられた。列車名に「ITX」が付くのが電車型での運用となり、ただのセマウルは機関車牽引の客車列車となる。2018年には客車列車の引退が決まっているようなので、客車型セマウルの無駄に豪華なシートを堪能したくば急ぐべきである。

     

     

    210000系ITXセマウル号。KTXで行けば1時間で着いてしまうのだが、これに乗りたくて早起き。早朝なので車内はガラガラ。沿線主要駅へは前述のとおりKTXで行けば良いのであるから、空いているのは当然なのである。

     

     

     

     

    客車のセマウルに比して華奢なシート。花形をKTXに譲った今、セマウルのポジション的にはシートはこれで十分なのかもしれない。1時間45分ほどで大田(テジョン)へ到着。

     

     

     

     

     

     

    35分の乗り継ぎ。駅舎を撮影してホームに戻る。次なる列車は8:30発の忠北(チュンブク)線の堤川(チェチョン)行のムグンファ号1705列車。電気機関車を先頭に4両の客車編成。指定された2号車は半室が飲食スペースになっているカフェ車両だった。

     

     

    大田を定刻で発車した列車は分岐駅に向けて京釜線を30分ほどソウル側に戻る。忠北線の列車のほとんどは大田発着で組まれており、起点駅の鳥致院(チョチウォン)駅で下車して京釜線から乗り換えてもよかったのだが、全行程を組む中での効率を優先しての判断だった。

     

    鳥致院駅から右に折れて忠北線に入っていく。京釜線のもう一つソウル側の瑞倉(ソチャン)駅からも忠北線に入る五松(オソン)線と呼ばれるデルタ線が存在する。KORAILの全線走破を目指すには瑞倉から五松線を走る1日1往復の列車に乗らなければならないという試練が待っているのだ。それはまたいずれかの機会に。

     

     

     

    鳥致院駅から忠北線に入り、瑞倉からの五松線と合流すると五松(オソン)駅。橋上にはKTX高速線のホームがある。この先は内陸部を走るのだが、記憶も写真もない。どうやら寝ていたようだ。

     

     

     

     

    そうして列車は10:37に終点の堤川駅に到着。内陸部なので寒い。ここで次の列車まで2時間を過ごさなければならない。寒いのにだ。

     

     


    140号車 韓国補完の旅・1 【 南国のタイに向かっているのです 】

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      2015年2月。2月といえば毎年恒例の避寒の旅、タイのチェンマイである。このブログの連載原因となる「ニヒル牛マガジン」の執筆陣の幾人かと、ニヒル牛をプロデュースしたランニングシャツが似合う坊主頭の人がチェンマイに集まり、それぞれ勝手に海外ライフを楽しむということをもう10年くらいやっている。

       

      2015年もいつものようにチェンマイに向かう計画を立てた。しかしながら安いチケットが無い。何故なら春節とバッティングしてしまい、民族大移動が起きているからだ。この民族大移動に巻き込まれないルートが韓国・ソウル乗り継ぎの便だった。

       

      ソウルで乗り継ぐならば2012年に訪れた際に乗れていない路線を拾っておきたい。そう思い立って計画を立てた。

      往路は羽田〜金浦でソウルに飛んで2日のストップオーバー。忠北線と慶北線に乗って釜山で一泊。釜山からはKTXの仁川空港直行列車に乗ることにした。我ながら鮮やかな乗り継ぎ計画だ。

       

      いつもお世話になっている代理店に電話でチケットを発注。5分ほどの会話でフライトチケットが買えるなんて、おなじみさんになっていると便利だ。

       

      そうして手に入れたチケットを握りしめ夕刻の電車で羽田空港へ。ラッシュアワーの中、空いている上り列車で羽田に向かう。なんて素敵な場所に住んでいるのだと思える瞬間だ。フライトは19:55。2時間半ほどで金浦空港へ。沖縄より近く時差もない。ただし寒さは桁違い。避寒しにタイに向かう途中で東京よりも寒いところへ降り立ったのだ。

       

      金浦空港からは空港鉄道線でソウル駅の地下へ。羽田を飛んでから3時間半後にはソウル駅前に立っていた。

       

       

       

       

       

      今回の旅程は朝が早い。翌朝は6時10分発の列車が乗り出し。なのでソウル駅至近の宿を確保。が、なかなか辿りつけない。駅前なのに辿りつけない。駅前の警察署で聞こうかしらとも思ったが宿は警察署の至近なのだ。道を1本勘違いしていたことに気づいて無事に到着。こんなに近いのに迷うなんて不覚だった。

       

      シャワー・トイレ付なれど部屋はベッドで占められているという部屋。長期滞在と2人での宿泊には絶対向かないサイズ。綺麗だから文句はない。

       

      駅前には気になる屋台のお店がたくさんあったのですが、この日は明朝に備えて街には出ず、早々に床に就いたのでした。

       

       


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      齋藤彦四郎
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      電車で喰えているので、電車マニアではありますん。

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