137号車 タイ東北線攻略の旅・12 【 計画変更をするも東本線へ 】

0

     

    本来は昨日、バンコクに到着したその足で東本線の攻略に行く計画を立てていた。

    カンボジアとの国境、アランヤプラテートに向かい、折り返してチャチューンサオで一泊。明けてパタヤ方面のバンプルタールアンに行ってバンコクへ戻ろうと考えていた。しかしそんな気力が折られるほどに疲れていた。なので計画を変更してバンコクで休息日とした。

     

    帰国へのフライトは明日。今日1日で行ってこれるとすればアランヤプラテートかバンプルタールアンのいずれか。どちらに向かうにも早朝の出発となる。早起きしてまで列車に乗りに行かねばならないのか。そう考えるほどに疲れていた。この2路線は2日あれば巡ってこれる。タイには毎年のように来ている。いずれまた来るだろう。その時ついでに乗りに来ればよいのだ。そう判断した。

     

    だからといって1日バンコクでボンヤリするのもMOTTAINAI。どうしても見ておきたいモノがあった。鉄道の旅はここまでにして、それを見に行こうと腰を上げた。

     

    列車は10:10発の367列車、チャチューンサオ行。奇しくも見送った東本線、その両方面への分岐駅へ向かう列車に乗り込み終点に向かう。

     


     

     

     

     

     

     

    列車の組成から見学。編成はオーストラリアからのクイーンズランド鉄道から渡ってきたステンレス客車。電装解除をした元電車に見えるけれども、その逆で電装改造を見越して製造された客車だったとの由。タイはホームが低いのでオリジナルのドアは閉鎖してあり、両端にデッキが増設されて使用されている。車内から見るとドア前に座席が設けられていた。

     

     

     

     

     

     

     

    列車はパヤータイからエアポートレールリンクの高架下に入る。フアマーク駅からは複線。スワンナプーム空港最寄りのフアタケ駅までは以前に乗車している。このあたりでエアポートレールリンクは右に折れて空港を目指し、こちらは田んぼの中をひたすらまっすぐ走るローカル線になる。複線区間に入ってからの各駅は駅舎を含めて画一的な造り。複線化に際して再整備したような様相。新しいようでも田んぼの中の駅とあっては利用客も少ないようで、落書きなどが酷く、廃駅もいくつか存在した。

     

     

     

     

     

     

    列車は1時間半ほどで終点のチャチューンサオに到着。目的の場所へは乗り合いバスで行けるようだ。

     

     

    駅前の道に出る。乗り合いバスはやってくるが目的の場所に向かうバスが現れない。みんなはここで待てと言うけれども、たぶん乗り場が違うんだ。

     

    何よりも暑い。心は折れ始めている。だけど、せっかくここまで来たのだからと金を使うことにした。

     


    136号車 タイ東北線攻略の旅・11 【 洗濯ロープを開発した 】

    0

       

       

       

       

      ウボンラーチャタニー駅18:30発の68列車。終点バンコクには明朝5:50の到着。

      ホームにあったキロポストは起点となるバーンパーチーからではなくバンコクからの通算キロ。従って575キロの距離を11時間20分かけて走ることになる。

       

      編成の呪文は 機・荷・イネ・ロネ・ロネ・ロネ・ロネ・ロネ・ロネ・シ・ロザ・ハザ・ハザ の13両。

       

      3号車は女性と子供専用車。車内には防犯カメラが設置されている。タイ国鉄では乗務員による不祥事を発端に女性・子供専用車が整備され、そして今では駅構内や車内は全面禁酒になった。食堂車にすらアルコールは無い。寝酒に駅前で買い込むむきもみられるが、車内で酒盛りができないので、それはもう静かな車内が約束される状態になった。

       

       

       

       

       

      列車は定刻に発車。とにかく眠かったので早めに寝台をセットしてもらって就寝。

       

      初めて寝台列車に乗ったのは中学生の頃。臨時の急行「おが」に秋田から乗り込んだ。興奮してなかなか寝付けなかったのを覚えている。寝ても駅に着くたびに起きてしまっていた。

      幅52センチの3段寝台、憧れの「走るホテル」20系客車に乗ることができた喜びで寝付かなかったのだ。しかも大好きな「ナハネフ23」が組み込まれた編成だった。当時既に20系は去就が取り沙汰されていたのでどうしても乗りたかったのだ。そうして上野ではなく赤羽で下車し、先頭を見ると牽引はEF58の89号機。上野まで乗って行けば最高の組み合わせで写真が撮れたのにと悔しがったのも良い思い出。

       

      あれから幾年月。「動いている物体の中では寝付けない」という職業柄から来る身体的反射期を経て、寝台車こそ簡単に寝付くことができる身体になりました。

       

       

       

       

      ぐっすり寝こけて翌朝。列車は15分ほどの遅れでバンコクに到着。上出来だ!

      駅前のホテルに出戻り。時刻は6:20。超アーリーチェックインなのだけれど、さすがはバンコクの駅前ホテル。こうして夜行列車で到着する客も多いのだろう。追加料金も取られることなく迎え入れてくれた。

       

      いよいよ疲れが出てきたので行程を見直して、この日はゆっくりする事にした。洗濯をしようと宿沿いの路上にあるコイン洗濯機に向かうと現在使用中。空くのを待つ間に洗濯ロープをどうするか思案。駅前の雑貨屋で相談するとビニール紐ならあるという。それを手にして今度は洗濯バサミだとなったところでハタと閃く。洗濯バサミは不要だと。

       

      早速ホテルに戻って、ビニール紐で工作を開始。洗濯バサミ不要の洗濯ロープを開発した。その概要については実用新案か特許が狙えるかもしれないのでココでは記さないが、今あなたの頭の中をよぎったモノがあるのならば、たぶんそれだ。特許は先願主義なので明日にでも出願するがいいよ。特許申請がいかに面倒か知ることができるから。

       

      それくらいの工夫で荷物は減らすことができるのだ。これからは洗濯が必要になる旅には数mのビニール紐を持っていく事にした。

       

      さて洗濯機が空かない。洗濯はとうに終わっているのだが空かない。路上のコイン洗濯機は近所の人達がルーティンで使用しているに違いない。もしくは自家用の洗濯機を路上側に出しておくと、みんなが勝手に使っちゃうからコイン式にしているのではなかろうか。だからこうした事態になっているのだろう。他所者が使うなんてことはイレギュラーなのだ。取り込まなくても誰にも文句は言われないのだろう。

       

      やっと空いた洗濯機で洗濯を済ませ、開発した洗濯ロープに干してみて仕様の問題点を修正したりしてから午睡。

       

      夕刻涼しくなったところでチャイナタウンへ。実は何度もタイに来ているけれども、チャイナタウンをちゃんと見て回った事は無かったのだ。

       

       

       

      1970年代のいすゞのTXトラックが佇み、ビバンダム君も「ワイ」をするバンコクの路地を抜けてチャイナタウンへ。

       

       

       

       

       

       

      が、思ったほど賑やかな街ではない。世界で一番大きいといわれる横浜の中華街を知っているからだろうか。フカヒレやツバメの巣は安く食べられるみたいだけれども、食指が動かない。ちゃんとした店で食べるのも独りでは敷居が高すぎる。

       

       

      結局いつものバンコク駅前食堂のいつもの席での夕食なのでした。やっぱりここが一番落ち着くのだ。

       


      | 1/71PAGES | >>

      プロフィール

      profilephoto
      齋藤彦四郎
      隔週木曜更新。
      電車で喰えているので、電車マニアではありますん。

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      links

      profile

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM

      PR